長い暑い夏休みがやって来ます。
子どもにとっては待遠しい夏休み。
親にとっては子どもの自由な時間が多い分、気配りやお世話も増えて大変です。
夏休みは一緒に何かをする機会も多くなり日常会話だけではなく叱ることも多くなります。
そこで親子ワークをご紹介します。親子ワークの目的は2つです。
①夏休みの親子のよい時間をつくること
②子どもに人間関係の基本を植付けることです。
これを繰返し親子でやっていくうちに子どもはできなくても叱られないという安心感と自主性を、そして将来の人間関係の基本を取り入れていきます。
以下は「こどものルールブック『よくできました』」齋藤孝著から人間関係の部分を抜粋し修正したものです。一日の終わりやはじめに親子で振り返る材料になります。
親子ワークの仕方は
①親子でルールを一緒に選びます。
上記以外でも大丈夫です。
コツは普段だいたいやれている項目も入れます。
②一日の終わりあるいは一日のはじめに子どもと向き合う時間を作ります。
③こどもは『できた』『難しかった。』の2種類で答えます。一覧表に記録していきましょう。
④できた場合は、笑顔で『よくできました』と伝えます。できなかった場合は『明日はできるよ』『できるようになるから頑張ろう』と伝えます。
『嘘ばっかり』『ほんとー?』などの評価はやめます。
うそでも子どもの自己評価を大事にして『頑張ったね』と受け入れましょう。
そうすることで今はできなくても人間関係のルールが植付けられます。
将来、その子を助ける基になります。ただし、自他の命や危険を回避しなければいけないときはしっかり叱りましょう。
今を無理矢理変えるのではなく将来に布石を打つ教育は親のストレスを軽減します。
子育て中のお父さんお母さん、それぞれの家庭にあった一番いい親子ワークのテーマを一緒に見つけませんか?
長い夏休みが子どもにとっても楽しいものとなりますように。
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