R6年12月4日(水)第21回ふむふむの会が開催されました。脳科学に基づいた自律神経からみた子どもの反応や親自身の反応の理解でした。ポリヴェーガル理論という最新の理論を易しく子育てに置換えたお話を聞く事ができました。自律神経は赤アクセルモード(闘争・逃避)、青ブレーキモード(休憩・閉じ込もり)、緑チューニングモード(つながり・平和)、凍り付きアクセルとブレーキの同時踏みモード(固まり・真っ白)と4つのモードに分かれるとのことです。以下に感想や質問などの一部を書いてみます。
〈感想やご質問〉
・子どもを叱るとき親が緑モードを意識して切替えことが大切だとわかった・子どもの小さい時に知っておけば随分違ったと思う。・自分の状況を知ることが子育てにおいて大切だと思った。・お片付けをさせることで日々悩んでいるがどうしたら・・・。・不安の強い子と言われた。・イヤイヤ期でお風呂や生活がなかなか進まない・・・etc.
回答 ⇒一緒に片付けることは緑モードになるので、なるべく「片付けなさい!」と赤で伝えるのではなく親も子も緑モードに持っていくといいと思う。大人が子どもの味方になることが一番と思う。不安が強い子はたくさんおられる。この子の不安は脳のタイプだよねと理解してあげる。不安な子はたくさんの大人に関わってもらいながら「これで大丈夫」という経験をたくさん与えてあげることできると思えることが大切。全部を子どものペースに待っていたら時間も体力もなくなるのでどこか1つを子どものペースに合わせてみる。日々の子育て大変だけど日々を乗切っていくとどこかで出来るようになっている。
〈親自身が緑モードにする方法は?〉
●寝かせるときに時間がかかる。頭の中で自分の考えを漂わせていると自分も落着き子どももいつの間にか寝てしまう。
●寝かせたら撮りだめしたビデオを集中して見る時間が緑モードになれる
●自分へのご褒美(チョコなど)を思い描く
●手作りのものを作ることで緑モードになる。集中出来るから
●子どもの寝顔を眺めていると可愛いと愛しさを感じる。すぐに緑モードになれる
●寝顔の子どものほっぺを「ガブリ!」とする瞬間が緑モードになれる。
などなどたくさんの自分だけの緑モードを聞く事ができました。たくさんの思いを共有できた素敵な会となりました。
次回第22回ふむふむの会 開催日R7年1月8日(水)『子育て中のストレスとの向合い方』
子育て中に潜むストレスとクライシス(危機)について知ることは自分を大切にすることにつながります。自分を大切の思えると子どもとも余裕をもって向合うことができます。誰でも子どもは可愛いし何よりも大切な宝物です。でもそう思えない時もあります。そんなときは心も体も一杯一杯の自分を認めてあげて自分に対し「大丈夫」と言ってあげることがとても大切なことになります。一緒に子育てあるあるを語り自分だけでなかったと思える会になると思います。皆様のご参加をお待ちしております。
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